日本三大渓 奥松島嵯峨渓トレッキング。
大分「耶馬溪」岩手「猊鼻渓」と並び日本三大渓の一つ奥松島「嵯峨渓」は、宮城県東松島市宮戸島の東南端に突き出たエリアに有ります。
冬でも比較的気温が高く「東北の伊豆」とも呼ばれている温暖な気候の地域です。
嵯峨渓は、太平洋の浸食で出来た高さ20〜40mの海蝕崖の海岸線が続き、松島の景観とは対照的に荒々しいダイナミックな景色が楽しめます。
海から眺める嵯峨渓も良いのですが、今回は陸から眺める奥松島嵯峨渓トレッキングです‼️
嵯峨渓遊歩道入口は、今回は大浜海岸の脇から入っていく事になるのですが、案内表示も何も無く草が鬱蒼としているので分かりづらい場所にあります💦
大浜海岸駐車場脇の道を歩いて行くと、幅2メートル位の舗装された車道?が有り、取り外し可能な鉄のポールが目印。
そこから勾配の急な遊歩道を暫く登って行くと「むろの木」という木が有り、樹齢700年の天然記念物だそうです。そこから二手に分岐します。まず勾配の急な坂を登り切った高台の上の見晴らしの良い場所に有る、大浜唐船番所跡(仙台藩の外国船を監視する番所跡)からの眺望を楽しんだ後、再び分岐地点迄戻り岬の突端を目指します。
途中に源田浜へ降りるルートが有るのですが、雑草が生い茂り鬱蒼としていて、とても入れるような雰囲気では無かったので今回は敢えなく断念...😰
断崖絶壁の入江の浜だそうです。
後ろ髪引かれながら再び本線。相変わらず誰もすれ違わないので只々不安....。
この辺りからだんだん視界が開けてきて素晴らしい眺望の場所が随所に有り飽きないのですが、あまり人が立ち入らない為か、雑草が生い茂り獣道みたいな場所をひたすら歩く💦草木が生えていない時期の方が、歩き易く眺望も良いので良いかもしれませんね🤔
遠く雄島、蛙島など見渡せる眺望の素晴らしい場所を
横目に観ながら、ようやく乙女ヶ浜への案内表示。
只々そこから先は本当に獣道で💦川口浩探検隊の如く草木を掻き分けて開けた先には、洞窟が有り白骨が転がる⁉️....元い。ようやく幻の浜「乙女ヶ浜」到着‼️
白い砂浜にコバルトブルーの海と松のコラボレーションが素晴らしく絶句する程の光景に只々呆然と立ち尽くす....
波の音で我に帰り改めて周囲を見渡すと、湾内は入江になっていて岬の突端の先は無限の水平線が広がり圧倒的開放感‼️
相変わらず誰も居ない静かな波の音だけ。
本当プライベートビーチ🏖
暫く砂浜に座り景観を独り占め。
乙女ヶ浜から岬の突端迄行けるとの事ですが、断崖絶壁で本格的な登山装備が必要な程危険と言う事なので今回は断念.....。
只々乙女ヶ浜迄でも充分嵯峨渓を満喫出来ました👍
ゆっくり歩いて所要時間往復3時間程度。
遊歩道は勾配がきつく舗装されていないので、歩き易い格好と飲み物は必須です。
海から見る嵯峨渓も良いですが、陸から眺める嵯峨渓は松と青い海のコントラストが本当に素晴らしい‼️
絶景‼️桜と松島のコラボレーション 西行戻しの松公園
松島海岸国道45号線から松島パノラマラインで車で5分程上がって行くと、松島湾を一望出来る「西行戻しの松公園」が有ります。
鎌倉時代の歌人西行法師ゆかりの場所で、4月中旬から下旬に掛けて園内260本のソメイヨシノ、オオヤマザクラが咲き、県内でも有数の桜の名所として知られています。
天気の良い日には、遠く金華山まで見渡せる桜越しに見える眺望の良さは正しく絶景‼️
桜も相まって松島湾を見下ろす絶景とのコラボレーションは本当に素晴らしいの一言。
特に、朝夕方の松島湾に浮き沈みする太陽の松島湾島々を照らすコントラストは、幻想的なシルエットが浮かび上がり息を呑む程の光景‼️
俳人松尾芭蕉も、あまりの素晴らしい光景に絶句し俳句が浮かばなかった理由が分かりますね。
日本三景 松島
景勝地「松島」
江戸時代の俳人松尾芭蕉も訪れ「奥の細道」で、松島の絶景に圧倒され俳句を読めない程だったとされ、かの天才物理学者アインシュタインが松島に訪れた際にも、松島に浮かぶ十三夜の夜月を見て絶句したと言う逸話も残されている程、風光明媚な日本を代表する景勝地です‼️
三陸リアス式海岸の起伏に富んだ地形の松島湾に浮かぶ大小様々な二百六十余りの島と、日本三大渓の一つ嵯峨渓を周遊する遊覧船巡り。瑞巌寺、五大堂、円通院などの寺社、旧跡巡り。三陸産の新鮮採れたて松島特産牡蠣や松島名物穴子丼を始めとする海の幸。など
挙げたらキリが無い程魅力的な観光地です‼️
特にオススメは、松島湾を見渡す高台にある鎌倉時代の歌人西行法師ゆかりの「西行戻しの松公園」や「大高森展望台」などの"松島四大観"と言われる松島湾を一望出来る見晴らしの良いスボットから眺める松島は本当に息を呑む程圧巻です‼️
「松島や、ああ〜松島や、松島や」